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2023年3月度 東日本不動産流通機構が首都圏の市場動向を発表

首都圏中古マンション前年比で

成約㎡単価は 35 ヶ月連続で上昇、

在庫㎡単価は 62 ヶ月連続で上昇

2023年3月度の東日本不動産流通機構の報告によると、

首都圏(東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県)および

札幌市・仙台市の不動産市場動向は以下の通りです。

首都圏の成約件数は前年比1.1%増加し、成約㎡単価は6.8%上昇して

35ヶ月連続で前年同月を上回りました。

成約価格も6.8%上昇し、34ヶ月連続で前年同月を上回りました。

専有面積は前年比プラス0.02%でほぼ横ばいでしたが、22ヶ月ぶりに前年同月を上回りました。

地域別動向では、埼玉県と神奈川県以外の地域で成約件数が前年比で増加しました。

多摩地域はほぼ横ばいでしたが、8ヶ月ぶりに前年同月を上回りました。

すべての地域で成約㎡単価が前年比で上昇し続けました。

中古マンションの成約㎡単価は前年比6.8%上昇し、

35ヶ月連続で前年同月を上回りました。

新規登録㎡単価は前年比1.8%上昇し、3ヶ月連続で前年同月を上回りました。

在庫㎡単価は前年比1.4%上昇し、62ヶ月連続で前年同月を上回りました。

各地域の成約㎡単価詳細は以下の通りです。

東京都区部:100.68万円/㎡で前年比3.7%上昇し、

35ヶ月連続で前年同月を上回りました。

多摩地域は51.57万円/㎡で前年比6.1%上昇し、

2ヶ月連続で前年同月を上回りました。

神奈川県:横浜・川崎市は60.08万円/㎡で前年比9.1%上昇し、

34ヶ月連続で前年同月を上回りました。

神奈川県他は38.78万円/㎡で前年比4.3%上昇し、

28ヶ月連続で前年同月を上回りました。

埼玉県:44.52万円/㎡で前年比9.8%上昇し、

34ヶ月連続で前年同月を上回りました。

千葉県:36.74万円/㎡で前年比4.1%上昇し、

32ヶ月連続で前年同月を上回りました。

これらの結果から、首都圏および札幌市・仙台市の不動産市場は堅調に推移しており、

特に東京都区部や神奈川県の横浜・川崎市など、

主要都市部の成約㎡単価が前年比で上昇しています。

また、埼玉県や千葉県も前年同月を上回る成約件数となっており、

首都圏全体での不動産市場の活性化が伺えます。

今後も、住宅需要の増加や経済状況の回復が続くことで、

首都圏を中心とした不動産市場の堅調な推移が期待されます。

ただし、物件価格の上昇による購入意欲の低下や、金利動向などの影響により、

市場の先行きには一定の不確定要素も含まれています。